サイレント8話ネタバレあらすじと感想

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12月1日に放送されたサイレント8話のあらすじのネタバレと感想についてお伝えします。

サイレント8話のネタバレあらすじ

もどかしい気持ち

紬(川口春奈)の家にやってきた想(目黒蓮)は、覚悟を決めて声を出そうとするのだが、紬はそれを止める。

そして「無理しなくていい」と語ると、想はその優しさに笑顔を見せて、声を出さない理由を伝え始める。

想は自分の声が聞こえないことで、相手に気持ちが伝わっていないことが怖いのだと伝えると、紬はその気持ちに頷く。

想の気持ちを知り理解した紬は、想の気持ちの整理がつくまで待つことを伝え、想を安心させるのだった。

その後、想と手話で会話し楽しい時間を過ごす紬だったが、周りからの視線に少しだけモヤモヤした気持ちになってしまう。

その異変に気がついた想は「手話疲れない?」と尋ねるが、紬は首を横に振り問題ないことを伝える。

しかし想の中では、無理をさせているかもしれないという気持ちが芽生え始めてしまうのだった。

笑顔が素敵な人

その頃、春尾(風間俊介)が働く手話教室にやってきた奈々は、紬と想の2人を見ているうちに春尾のことを思い出したのだと伝える。

突然の訪問に驚く春尾だったが、すぐに帰っていく奈々の背中に、声で呼び止めてしまうが、奈々は反応もせずに歩いて行ってしまうのだった。

ときは遡り、春尾が大学院2年のときに、就活で使えるからとボランティアサークルでノートテイクをしていた時のことを思い出していた。

就活のためのボランティアであったが、たまたま担当した奈々の屈託のない笑顔に惹かれ恋に落ちてしまう。

さらにノートテイクの最中に、奈々から「授業をサボってみたい」と提案され、奈々もまた大学生らしい生活をしたい普通の女の子であることに気付かされる。

そこからどんどんと奈々に惹かれていった春尾は、飲み込みの早さと奈々と話したいという一心からすぐに手話をマスターしていく。

授業以外でも一緒の時間を過ごすようになった2人だったが、春尾は周囲から特別な目で見られていることに違和感を感じてしまうのだった。

そんなある日、学内で見かけた奈々の後ろ姿に思わず声をかけてしまうと、その声に気づいたようにふりかえる奈々に驚く。

もちろん聞こえてはいないが、変わらずに素敵な笑顔を見せる奈々にさらに心奪われていくのだった。

話せるようになったのに

奈々の影響もあり、どんどん手話に興味を持った春尾は、手話サークルを立ち上げる準備を進める。

そこに奈々がやってきて、みんなに紹介しようとするのだが、奈々は突然不機嫌になってしまう。

理由が分からず、出ていった奈々を追いかけてきた春尾は、どうして不機嫌なのかを尋ねる。

するとイライラした表情の奈々は「私をおもちゃにしているのか?」と、春尾に厳しくあたる。

奈々のことを思って始めた春尾だったが、奈々の怒りについ反応してしまい、心にもなく「めんどくさい」と伝えてしまう。

奈々との関係を悪くしてしまった春尾は、手話を使って話せるようになったのに、話が出来なくなってしまったことに心を痛めながら、素直になれずに8年という月日が経ってしまうのだった。

そして現在、奈々と再会した春尾は、手話通訳士になったことや、講師として働いていることを伝える。

奈々もまた、春尾が夢を叶えたことに嬉しさを感じながらも、紬と想の2人がうまく行ってほしいと素直な気持ちを伝えるのだった。

強い母

一方うまく気持ちを伝えきれずにいた紬は、久しぶりに弟の光(板垣李光人)と一緒に実家に帰ってきていた。

早くに父親を亡くした紬は、母の和泉(森口瑤子)と父の思い出話で盛り上がっていた。

そこで和泉は、入院中の父親に何もできないが、一緒に居たいという純粋な気持ちがあったことを語る。

その言葉に納得した紬は、覚悟を決めて想の耳が聞こえない状態であることや、今後の2人のことを語り始める。

すると和泉は「それで?」と気にもかけない様子を見せ、不安に思っていた紬の心をほぐしていくのだった。

和泉がとても強い母であることを認識した紬は、和泉に持たされた食べ物を想にも分けることにするのだった。

一緒にご飯を食べることにした紬は、和泉の母親としての大きな心に感動したことを伝え、その話に想もまた笑顔になるのだった。

いってらっしゃいとただいま

紬は実家から東京に戻ってくる時に、和泉から「いってらっしゃい」という言葉をかけられ、家族の絆を再認識していた。

一方想は、母親の律子(篠原涼子)に心配かけさせたくないという思いから、帰省できずにいた。

そのことを紬に伝えると、紬は和泉からの言葉である「ただ一緒に居たいだけ」という思いを想に伝えるのだった。

紬の言葉に決意を固めた想は、実家に帰省することを決め、長野に帰ることにするのだった。

連絡もせずに帰ることにした想だったが、庭先にいる律子が想に気が付き優しい笑顔を見せる。

律子の変わらぬ笑顔にホッとした想は、手話でおかえりと伝える律子に「ただいま」と声を出して伝えるのであった。

サイレント8話の感想


春尾が手話を学んだきっかけが奈々であることが判明し、とても切ない別れ方をしてしまったことにかなりもどかしさを感じました。

やはりどこかで別の存在であることを意識してしまう奈々と春尾は、その気持ちが解消されないまま離れていたんですね。

紬の母親である和泉ですが、あんなに優しくて理解のあるお母さんて、とても素敵ですよね!

和泉と紬のような親子関係に、想や律子もなっていってくれるといいなと思います。

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