サイレント7話ネタバレあらすじと感想

ドラマ

11月17日に放送されたサイレント7話のあらすじのネタバレと感想についてお伝えします。

サイレント7話のネタバレあらすじ

感じてしまう壁

奈々(夏帆)が悲しそうにスマホを耳に当てていたところを見てしまった紬(川口春奈)は、その場から思わず立ち去ってしまう。

それに気がついた奈々もまた気まずさを覚えて、紬とは反対方向に歩いていくのだが、想(目黒蓮)が紬を追っていったのを見てさらに悲しそうな表情を浮かべる。

紬を呼び止めて話を聞いていた想は、自分と奈々の問題に巻き込んでしまったことを謝るが、紬は想から「関係ないこと」と言われたことに少しショックを受けてしまう。

翌日、想は会社に呼び出されて声を出さない理由を聞かれてしまい、嫌な気分になってしまう。

そのことをファミレスで紬に愚痴るのだが、紬もまた声を出さないことの疑問を口にしてしまい、想は困惑してしまう。

さらに、近くでお皿の割れる音に気が付き驚く紬に、そのことに全く気が付かなかった想は、聴者とろう者の見えない壁をさらに感じてしまうのだった。

募る心配

その頃想の実家では、母親の律子(篠原涼子)と、妹の萌(桜田ひより)が、最近の想の交友関係について話し合っていた。

萌は旧友との再会や、楽しそうにしている想のことを嬉しそうに話すのだが、律子の反応は明らかに萌とは違っている。

律子は、想が傷つかないようにと、想の病気に理解のある今の仕事や、昔の交友関係を断ったことで平穏があるのだと萌に語る。

あまりに過保護すぎる律子の考えに、萌はどうしても納得することができずに「お母さんの自己満足なんじゃないの?」と厳しい言葉をかけてしまう。

萌の言葉に怪訝な表情を浮かべる律子だったが、自分のしてきたことに間違いはないと信念を貫こうとする。

それでも、最近の想が紬や湊斗と会っていることに、なんとも言えない不安が募ってしまうのだった。

想の声のこと

紬が親友の真子(藤間爽子)と2人で呑んでいると、真子のスマホに湊斗から電話がかかってくる。

少し話したあとに真子に声をかけた紬は、少しだけ湊斗と話をするために、スマホを受け取る。

紬はどうしても気になっていた想の声について質問をすると、湊斗からは一度だけ声をかけられたことがあると告げられる。

自分の前では未だ声を発したことがないために、複雑な気持ちになる紬だったが、湊斗は「人の嫌なことには理由がある」と語り、無理させることはないと優しい言葉をかける。

その言葉で少しだけ落ち着いた紬は、勇気を振り絞って奈々の連絡先を想から聞き、話し合うことにする。

奈々と会うことになった紬は、授業の日とは別に手話教室に向かっていくと、春尾(風間俊介)にあるお願いをするのだった。

紬と奈々

奈々が待つカフェにやってきた紬は、来てくれたことにお礼を伝えながら、奈々が本を持っていることに気がつく。

それは想がとても好きな作家の作品だと伝えると、自分には難しくて内容がわからなかったと苦笑いで伝える。

奈々もまた同じ気持ちであることを伝えると、2人の間に少しだけ優しい雰囲気が流れた。

紬はひとつ深呼吸をすると、一気に説明しますと前を置きをして、この8年間想に寄り添ってくれたことに感謝の言葉を伝える。

さらに自分たちの出現によって、その関係にヒビを入れてしまったことを覚えたての手話を使って説明した。

一気に伝え終わらせると、奈々は「手話下手くそだね」と笑いながら、紬の必死な気持ちを理解したことを伝える。

そして紬に、手話を上達させるためには、想とたくさん話すことが一番大切だと伝えて帰っていく。

その後図書館に向かった奈々は、偶然想と出会って、昔のように静かに盛り上がる会話を繰り広げていく。

そこで先日、紬に厳しい言葉をかけてしまったが、今は紬にも優しい気持ちになれていることを伝えるのだった。

伝わった…?

仕事終わりに想との待ち合わせ場所にやってきた紬は、ふと高校時代に想が書いた作文のことを思い出す。

それをまだ大切に持っていることを伝えると、2人は緊張しながら紬の部屋に向かっていく。

部屋に着いて他愛もない会話をする2人だったが、やはりどことなく気まずい雰囲気が漂っていた。

紬が作文を持ってくるために立ち上がると、その手を掴んだ想は、そのまま紬を隣に座らせる。

真剣な眼差しを紬に向け、想が声を出そうとしていたのだが、それを紬が止める。

紬は先日、声のことを言ってしまったが、声もそれ以外も好きなのだと、抑えきれない気持ちを言葉で説明してしまう。

好きだと言ってしまった自分に照れ笑いしながらも、それ以外を手話で伝えようとする。

それでも手を離さない想は、優しく紬を抱き寄せると、紬は自分の気持ちが伝わった?と驚きながらも想を抱きしめるのだった。

その頃奈々は手話教室の前にやってきており、それに気がついた春尾に「久しぶり」と伝えていたのだった。

サイレント7話の感想


手話で伝えようとしなくても、紬の思いが想に伝わったシーンは、2人の絆の強さがよく解るシーンでした。

奈々も紬が本当にいい人で真っ直ぐなことがわかったようで、この2人もいい関係になっていくんじゃないでしょうか。

そしてやはりというべきか、春尾と奈々は知り合いだったようで、春尾が手話を学ぶきっかけになったんじゃないかと考えています。

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