サイレント6話ネタバレあらすじと感想

ドラマ

11月10日に放送されたサイレント6話のあらすじのネタバレと感想についてお伝えします。

サイレント6話のネタバレあらすじ

静かに話を聞いて欲しい

大学に入ってから想(目黒蓮)の耳はますます聞こえづらくなってきており、そのことから他人との距離をとるようになってしまっていた。

それでも就職活動はしなければならず、想は難聴者・ろう者のための就活セミナーへと向かっていく。

会場に向かうエレベーターの中で、生まれつき耳の聞こえない桃野奈々(夏帆)と出会い、明るい笑顔に惹かれていく。

セミナーが終わったあとも、周囲の人達は手話を使って笑顔で会話していることに気がついた想は、1人寂しさを感じてしまう。

そんな想に気が付き声をかけた奈々は、ろう者でも聴者でもない想の悩みを聞いてあげることにする。

想も今まで相談したことがあったと話すのだが、やはりどこか外面だけのカウンセリングにうんざりしていたのだと話す。

さらに想は「ただ静かに話を聞いて欲しかっただけなんだ」と、涙ながらに本心を語ると、奈々はそんな想に優しい笑顔を向けながらゆっくりと話を聞いているのだった。

ふんぎりのつかない想

奈々と仲良くなり2人で会う機会も増えていった想は、ある日奈々から「友達を作るべきだ」と言われ、突然友人たちを紹介されることになる。

突然友人たちを紹介されることになり、さらにはその友人たちがろう者であることを聞かされた想は、思わずその場から立ち去ってしまう。

想の異変に気がついた奈々が追いかけて話を聞くと、想は驚いたことや「自分はまだ耳が聞こえる」とろう者と一線をひこうとしてしまう。

想の様子に少しだけショックを受けてしまった奈々だったが、想の気持ちを感じ取ったのか謝りながら戻っていくのだった。

昔のことを思い出していた想は、目の前で美味しそうにお好み焼きを食べる紬(川口春奈)を見ながら微笑んでいた。

そこに奈々からの音声電話が入ったことに気がついた想は、聞こえない自分に変わって電話に出てほしいと伝える。

スマホを見た紬は、そこに女性の名前が記されていたことに気が付き、想からは友達と説明されながらも少しだけ気になってしまうのだった。

わかり合えない

ある日想は、湊斗から呼び出されて焼肉を食べに来ていると、そこで紬や奈々のことについて尋ねる。

想は紬や奈々のことを説明するのだが、その答えを聞いていた湊斗は少しいじわるな表情を浮かべて、その真意を説明する。

少しいじわるになった湊斗に苦笑しながらも、元気そうな姿を見た想は少しだけ安心するのだった。

その後想は、奈々とちゃんと向き合わなければならないと決意を固め、奈々を食事に誘う。

喜んでやってきた奈々だったが、想の真剣な表情や話の流れから、自分が振られることを察してしまう。

その現実から目を背けるために、奈々は必死に手話で「途中からろう者になった人を探せばいい」とまくしたてる。

その内容に少しだけむっとしてしまった想は、奈々に「どっちでもない自分とろう者の奈々とはわかり合えない」と厳しい言葉をかけてしまうのだった。

その夜奈々は、耳が聞こえていたらという憧れのつまった夢を見てしまい、嫌な気分で目を覚ましてしまう。

夢の中では、可愛いハンドバックを持ちながら、想と電話で待ち合わせをし手をつないでいたのだった。

プレゼントの使いまわし

目を覚ました奈々は、どうしても紬の存在が気になってしまい、思い切って手話教室から出てきた紬の肩を叩き呼び止める。

一瞬困惑した紬だったが、奈々が先日想に電話をかけてきた人であることに気が付き、2人はカフェへと向かっていく。

カフェにやってきた奈々は、紬の手話を「上手い」と褒めると、想からも教えてもらっているのだと知り表情を曇らせる。

奈々は「好きな人に送ったプレゼントを使い回されている気分だ」と、紬の手話に対して率直だがトゲのある表現をぶつける。

トゲのある表現と、真剣すぎる奈々の表情を見た紬は、奈々が真剣に想のことを好きなのだと気がつく。

一方奈々もまた、自分の向けた表現が嫉妬からくるものであることに気がついていて、悲しさと悔しさで涙を浮かべながらその場から立ち去っていく。

涙を流しながら歩いていた奈々は、想からの着信と近くに想がいることに気がつく。

心配して駆け寄ってきた想が必死に「すごく心配した」と手話で語りかけるのだが、鳴動するスマホを奈々はそっと耳に当てる。

それでも全く音が聞こえないことを再認識させられるだけで、さらに悲しい気持ちになってしまい、その光景を見ていた紬も悲しい気持ちになってしまうのだった。

サイレント6話の感想


奈々が憧れの眼差しで見ていたハンドバッグですが、手話を使うため両手を空けておく必要があったからですね。

ずっと奈々がリュックだったのは手話をするためで、憧れている電話や手が塞がるハンドバッグは夢のような存在なのが心に痛いほど響きました。

そしてラストシーンで、鳴動するスマホを耳元に持ってきても、想の声はおろか周囲の音も聞こえない奈々の悲しそうな表情は、本当に胸が詰まらされてしまいました。

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