天空の城ラピュタの呪文一覧!バルスとリーテの意味は?

映画

「天空の城ラピュタ」を何回も観ている方もいらっしゃると思いますが、この作品に出てくる呪文の意味ってご存知でしょうか?
 
 
有名な呪文ですとやはり『バルス』が一番ですが、シータのおばあさんが教えてくれた『リーテ・ラトバリタ~』も作品上大事な呪文ですので、この記事では作品で使われた呪文や実は使われていなかった呪文などを取り上げていきます。
 
 
この記事では、「天空の城ラピュタ」の呪文一覧とバルスとリーテの意味について、お伝えいたします。

呪文のシーンをおさらい

リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール

この呪文が唱えられたシーンは、軍隊というよりもムスカに捉えられてしまい、パズーにこれ以上の迷惑をかけられないとパズーを突き離し一人部屋で幼い日のことを思い出している時にシータが唱えてしまった呪文になります。
 
 
それにより飛行石が反応してしまい、軍の地下に保管されていたラピュタの城のロボット兵が起動してしまいました。
 
 
本来、落下してきた時から動くこともなく今までずっと壊れていたような状態でしたが、シータが持っていた飛行石とシータが唱えた呪文をきっかけに基地内で暴走してしまいます。
 
 
ですが、最終的に暴走していたように見えていたロボットはシータを前にすると彼女に仕えるような動きを見せたのでした。
 
 
結果的に軍の攻撃に耐えることが出来ず破壊されてしまうのでした。

バルス


ムスカはシータから奪った飛行石で、ラピュタ城の仕組みをいいように使ったり、あのロボットたちも操り軍隊の人間たちを始末するなど非道なことばかりを起こします。
 
 
それに堪え兼ねたシータはムスカから飛行石を奪い返して逃げますが、ムスカを撒くことは出来ず追われ続きます。
 
 
そこで別行動となってしまったパズーと何とか合流しますが、パズーの中ではこの後をどうするかを決めておりムスカに対抗せずシータと飛行石を手に取り滅びの呪文を二人で唱えます。

呪文の本当の意味

ではそれぞれの呪文にはどんな意味が隠されていたのでしょうか?
 
 
「リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」
 
 
シータにこの呪文を教えてくれたおばあさんは、「困った時のおまじない」と言っていました。
呪文の意味は
 
 
『我を助けよ、光よ蘇れ』
 
 
という意味になります。
 
 
おばあさんのセリフをよく聞いてみるとこのように区切ってますね。
 
 
リーテ・ラトバリタ・ウルス → 我を助けよ
アリアロス・バル・ネトリール → 光よ蘇れ
 
 
唱えた後ロボット兵が反応し、ラピュタまでの進路を光で導く機能などがありましたね。
 
 
実はここでシータの本名にも意味があったのでお話しましょう。
 
 
シータの本名は「リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ」
 
 
「トゥエル」には「真」
「ウル」には「王」
 
 
そのままの意味としては「真の王」になりますね。
 
 
「バルス」
 
 
滅びの呪文として有名なこの言葉ですが意味はラピュタ語で
 
 
「閉じよ」
 
 
という意味だそうです。
 
 
この呪文を唱えたことによって城の中にあった巨大な飛行石は光を放ち、城は崩壊し天高く昇っていきます。
 
 
ラピュタの一族の歴史、その技術などを全てを終わりにするという意味合いになっていますね。
 
 
そしてこの「バルス」ですがラピュタ語では「閉じよ」という意味になりますが、実はトルコ語で「平和」という意味も持っていました。

未使用の呪文


実際に本作で使われていない呪文があるのでそれをご紹介します。
 
 
「レヂアチオ・ルント・リッナ」
 
 
意味は「ものみな鎮まれ」です。
 
 
鎮まれとあるのでムスカが操っていたロボット兵たちを止めたい時に本来使う呪文だったんだと思います。
 
 
「シス・テアル・ロト・リーフェリン」
 
 
意味は「失せしもの汝、姿を現せ」になります。
 
 
この呪文はラピュタを包んでいる嵐を鎮めて、その雲を晴らす呪文だそうです。

バルスの発動シーンはいつ?何時からか調べてみた


この「天空の城ラピュタ」ですが、1986年に公開し大体毎年金曜ロードショーなどで放映されています。
 
 
近年、SNSが主流となりここ何年かはSNSのツイッターなどでリアルタイムで「バルス」と投稿するのが定番になってきたりもしています。
 
 
放送の都合で「バルス」を唱える時間に多少ズレは出てしまいますが、大体本編がスタートしたら1時間55分5秒後あたりで唱えていることが分かっています。
 
 
シーンの目安で言うと、ムスカの「3分間待ってやる」と言ったら65秒後に「バルス」と唱えられています。
 
 
実際の時間は分かりませんが、ムスカは3分待ってないようにも思えますよね。
 
 
金曜ロードショーが21時から時間通りに始まった場合ですが、23時20分頃に「バルス」が唱えられているようです。
 
 
ジブリ作品の場合、ほとんどありませんがカットが入ってしまったり放送時間がズレてしまうと確認しにくいですがその時は本編がスタートしたら1時間55分5秒後と時間を見て頂けたら間に合うでしょう。
 
 
何度もラピュタを観てきたという人は少し違った観方をすると楽しく感じるかもしれませんね。

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