サイレント10話ネタバレあらすじと感想

ドラマ

12月15日に放送されたサイレント10話のあらすじのネタバレと感想についてお伝えします。

サイレント10話のネタバレあらすじ

ひっかかり

想(目黒蓮)は、紬(川口春奈)の家に招かれると、紬が貸したかったというCDの山に驚く。

そんな優しさやあの頃から変わらない紬にホッとする想だったが、紬が洗い物しているときに、ふと耳が聞こえないということを改めて感じてしまう。

しかし、そのモヤモヤとした気持ちをうまく表現できずに、心配そうに見つめる紬に「なんでもない」と笑顔で伝えるのだった。

そんな想だったが、光(板垣李光人)と2人きりで会うことになり、光は不器用ながらも想を受け入れる決意があることを告げる。

想はそんな光の優しさに喜びを感じながらも、やはりこれからの紬とのことを考えてしまうのだった。

想の寂しそうな表情に気がついた紬もまた、うまく切り出せないことに葛藤を抱いてしまう。

そんな紬の前に、想の妹の萌(桜田ひより)がやってくると、萌は想が元気になったことに感謝の言葉をかける。

萌からその話を聞いた律子(篠原涼子)もまた、家族でそのことを優しく受け入れようとしていたのだった。

なんで付き合わないの?

モヤモヤを抱える2人とは逆に、光は湊斗(鈴鹿央士)のところへやってくると2人が付き合わない理由を尋ねる。

困惑する湊斗だったが、2人に気持ちの整理がついていないことを知り、そのことをやんわりと光に伝えるのだった。

一方その頃、紬は親友の真子(藤間爽子)と飲みながら同じようなことを質問されていた。

紬は耳の聞こえない想を受け入れる覚悟があることを語りながらも、想が時折見せる寂しそうな表情が気になることを伝えるのだった。

真子はストレートに話を聞くべきだと伝えるのだが、紬は難しそうな表情を浮かべるのだった。

それから数日後、想は湊斗と2人で飲むことになり、そこで湊斗から紬のことを聞かれていた。

想はじっくりと考えながら、湊斗が紬と別れた理由である「一緒にいることが辛い」ということを伝える。

さらに耳が聞こえなくなったことという変化がとても大きい変化だったのだと、付き合えない理由の最大の要因が病気のことだと伝えるのだった。

わかったことわからないこと

一方、想と紬のことで再会を果たした奈々(夏帆)と春尾(風間俊介)は、春尾の行きつけの居酒屋にきていた。

春尾は奈々から貰った手紙に感謝を述べながらも、これまでの時間を埋めるように楽しく語り始める。

そこで手話通訳士となった春尾は、聴者とろう者の気持ちを理解しようと思い、その仕事に就いたことを告げる。

それでも、聴者とろう者の気持ちでわかったこととわからないことがあるのだと正直な気持ちを伝えていた。

それでもこれまでのろう者の中に、奈々と同じような人はいなかったと伝え、奈々が春尾にとって特別だったことを伝えるのだった。

その言葉に喜ぶ奈々の前に、偶然やってきた湊斗が現れ、奈々は紬と別れたことに厳しい言葉をかける。

通訳し難い手話に困惑する春尾だったが、それでも奈々は、再び春尾と会えたことには感謝をしていると伝え、3人は笑顔でお酒を飲むのだった。

絶対に許さない

数日後、湊斗はまた想とお酒を飲みながら、周囲が応援していることを伝えていた。

温かい視線があることを知った想だったが、どうしても耳が聞こえないということが大きな障害なのだと伝える。

そのことを聞かされた湊斗は、しばらく考えながらも「また何も言わず紬の前からいなくなることは絶対に許さない」と、想がまた去ろうとしている気持ちを察し釘を打つ。

それでもやはり、想は自分の病気が遺伝性であることを知りながら、紬と付き合うことは正しいことなのかと一人悶々と考え込んでしまうのだった。

声が聞こえないなら

そんなある日、想は紬の家でデートすることになり、居心地の良さを感じる一方で自分の病気のことが頭をよぎる。

おもむろに紬のイヤホンを耳に入れ音楽を再生した想だったが、やはりそこからは何も聞こえてこないことに悲しさを感じる。

想の異変に気がついた紬が気分を変えようと、映画を見ようと提案し立とうとするが、それを想が引き止める。

目の前に紬を座らせた想は、真剣な表情でどうしても紬の声が思い出せないのだと伝えるのだった。

想の頭の中では、高校生の頃に盛り上がったくだらない話や、紬の声を聞きたくてわざと音楽を聞くふりをしていたことなどが蘇っていく。

それでも今は、音楽どころか紬の声をきくことさえできずにいる自分に、さらに悲しさが増していってしまうのだった。

想は震える手で手話をしながら、声が聞こえないならまた会わなければよかったと、自分の苦しい心の内を伝えるのであった。

サイレント10話の感想


毎回胸をえぐられるような、締め付けられるような気持ちにさせられるドラマですが、やはり病気による障害を持つとこんなにも苦しい気持ちになってしまうんだなと考えさせられます。

紬と想が最終回にどんな結論を導き出すのか、目が離せない展開になりましたね。

それにしても、すっかり明るくなった奈々が湊斗を小馬鹿にするシーンの夏帆さんの可愛さはかなり破壊力がありました!

紬と想も、あれくらい明るく自分の気持ちを伝えられたらいいのになと見ているこちらもモヤモヤしてしまいますね。

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