2022年12月16日に日本テレビ系列で放送予定の金曜ロードショーに、映画『グレムリン』の放送が決定しました。
『グレムリン』は、1984年12月8日に日本で公開され、興行収入は32億円と大ヒット作品となっています。
製作総指揮はあのスティーブン・スピルバーグということもあり、内容や映像の素晴らしさなど、40年近く経った今でもとても人気のある作品です。
そんなグレムリンですが、作中に出てくる“ギズモ”と呼ばれる生物とグレムリンがどのような違いがあるのか、忘れてしまっていたり知らない方もいるのではないでしょうか。
さらにそのキャラクターの見た目が、1999年5月29日に日本で発売されたファービーと似ているという噂もあります。
今回は、グレムリンとギズモの違いは?ファービーと似てる?違いも調査について解説します。
グレムリンとは?
#グレムリン☃️金曜よる9時
🟫頭脳明晰
🟫大きな耳
🟫クルンとした目
🟫嗅覚が鋭い鼻
🟫食いしん坊
🟫歌が上手
🟫扁平足不思議な生き物モグワイにきっと夢中になるはずです🌟 pic.twitter.com/mjNBsdQzRQ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 13, 2022
映画『グレムリン』は、1984年12月8日に日本で公開されたジョー・ダンテ監督による、SFブラックコメディ作品です。
『グレムリン』のあらすじは、
チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。だが、この誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
となっていて、クリスマス関連の映画としてはとても人気のある作品となっています。
SFブラックコメディとありますが、なかなかビックリさせられる演出などになっていて、ハラハラしながらも家族で楽しめる作品です。
ギズモとは?
#グレムリン🎁金曜よる9時
クリスマスプレゼントに貰ったペット・モグワイ🤎世代を超えて愛される人気キャラクターの可愛い仕草に注目です❤️#ギズモ pic.twitter.com/EEDwa7DRtj
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 12, 2022
グレムリンといえばギズモという名前が浮かぶ方がいると思いますが、そのギズモとは買ってきたモグワイに飼い主のビリーの父がつけた名前(gizmo、「新製品」という意味)です。
身長は25 cm程度で体重1.5kgと、とても小さく可愛らしい存在で、時おり笑顔を見せるなどとても人懐っこい生物となっています。
そんなギズモは、知能がかなり高く、少しなら人間の言葉を話すことも可能であり、歌がうまいのが特徴的です。
モグワイとしては、臆病な性格でおとなしいですが、ストーリー後半には勇気ある一面を見せていたりと、成長する姿も見られます。
そんなギズモは、自身の種類のタブーを知っているような雰囲気があり、それを侵す増殖した兄弟を見てがっかりするシーンがありました。
ギズモとは、主人公のビリーが貰ったモグワイにつけた名前であり、かなり特殊なモグワイのようですね。
グレムリンとギズモの違いは?
豆魚雷に半年前に予約していたかわいい奴らがやっと我が家に#グレムリン #ギズモ pic.twitter.com/ybEnECtEpQ
— 舌切鶯 (@MetalspiritLike) December 11, 2022
映画のタイトルにもなっているグレムリンですが、そのグレムリンとギズモとの違いがなんなのか解説します。
知能の高い生物であるモグワイで、その中でも温厚な性格の持ち主であり、ビリーに飼われることになったのがギズモです。
モグワイであるギズモには、破ってはいけないタブーがあり、それを破るといたずら好きなグレムリンへと変貌してしまいます。
作中ではギズモから分裂したモグワイがグレムリンと化し、さらにタブーを破って凶悪化してしまうのがグレムリンです。
グレムリンもギズモも同じモグワイなのですが、モグワイがタブーを破ってしまった姿がグレムリンということですね。
グレムリンとファービーが似てる?
おて手繋いで散歩中の
荒巻ファービーとファービーギズモちゃん#荒巻スカルチノフ #ファービー #イラスト#ギズモ pic.twitter.com/qdphBFRo6t— ☆ちちるちる☆ (@flGX6sFLqpzrNIZ) October 14, 2022
グレムリンといえば、1999年5月29日にトミーから発売された電子ペットファービーと容姿が似ていると話題なりました。
確かに大きな目やふわふわした毛並みなどがとても良く似ていて、発売直後にはグレムリンの監督のジョー・ダンテや配給会社のワーナー・ブラザースから指摘を受けていました。
それでも訴訟は起こされずに、1999年には正式にギズモをモデルとしたファービー「インタラクティブギズモ」が発売されるなど、良好な関係にあるようです。
日本でも、ファービーに似た「ポーピィ」というおもちゃが2001年に発売され、トミーはその会社を相手取って訴訟を起こした事件がありました。
その事件は、なんとファービー自体がギズモに似ていることでオリジナリティがないということ、さらにはファービーもポーピィもまた“美的”ではないということから棄却されるという結末となりました。
海外でも似たような凡例があり訴訟を起こさなかった可能性もありますが、15年という月日が経ち再度ギズモが世に出るきっかけとなることに制作側も嬉しさを感じていたのかもしれませんね。
まとめ
ギズモ、ファービー、グレムリンコラボのファービー pic.twitter.com/4VFsaPeWd6
— 佐々木ピントス (@fkgwfkgw) December 9, 2022
今回は、2022年12月16日に日本テレビ系列で放送予定の『グレムリン』に登場するグレムリンとギズモ、そしてファービーとの関係について解説しました。
グレムリンがギズモから生まれたものであることに驚いた方も多いのではないでしょうか。
モンスターのような風貌のグレムリンは、元は可愛らしいギズモと同じであることから、そのギャップがとても魅力的ですね!