2023年3月12日ひる12時15分からNHKで放送される『のど自慢』が、日本テレビと放送局を超えたコラボをすることが決定しました。
NHKも日本テレビも、2023年に開局70周年を迎えるということで、民放キー局とNHKの奇跡的なコラボが実現することになります。
3月12日放送ののど自慢では、日本テレビ系列で放送中の『行列のできる相談所』とコラボし、北村晴男弁護士や吉田沙保里さんがのど自慢にガチンコ挑戦するようです。
そんなのど自慢ですが、鐘が鳴る基準などがおかしい?と感じている方もいるようで、さらに合格基準なども不明瞭ですよね。
今回は、のど自慢の鐘がおかしい?合格基準と鐘の人の歴代もについて解説します。
のど自慢の鐘とは?
うぁあぁぁあ!!!!
深夜高速…!!!!!
しかも岡崎体育のcoverのほうのだ…!!!!!
16歳の歌う深夜高速……!!
よい、良すぎる…
エモ過ぎて最高…!! pic.twitter.com/zaHCVhTyJg— カエルチャン(握り飯狂) (@pipekaeru2) March 5, 2023
NHKのど自慢は、公開視聴者参加の生放送生オケ番組、音楽番組であり、1946年の放送開始以来、長きにわたって放送されている長寿番組です。
視聴者参加型番組ののど自慢は、一般の方だけでなく時折プロの方も出演するなど、とても魅力あふれる番組ですよね。
そんな魅力あふれる番組をさらに魅力的にしているのが、合格・不合格を表すあの鐘がとても特徴的です。
番組のオープニングや出場者の合否のために鳴らされる打楽器の鐘の名前は「チューブラーベル」といいます。
他にも「チャイム」「シンフォニック・チャイム」「コンサート・チャイム」「オーケストラ・チャイム」などと呼ぶこともあるそうです。
ちなみに、合格時には「ドシラソ ドシラソ ドミレ」と鳴らされ、不合格時には「ド レ」と鳴らされます。
稀に「ド」のみの不合格音が鳴らされることがありますが、これは出場者が場を盛り上げるために歌ではなくパフォーマンスに力を入れた場合に鳴らされるようです。
のど自慢の鐘がおかしい?
優勝候補#のど自慢 pic.twitter.com/mWDPJFUtvx
— メガゾーン23 (@MZ23_BAHAMOUD) March 5, 2023
そんな歴史ある『NHKのど自慢』ですが、見ている人の中には「のど自慢の鐘がおかしい」という意見があるようです。
明らかに歌がうまい方でも、不合格であったり、さらにその逆もあるために、見ている人の中にはその鐘の鳴らし方がおかしいと感じてしまう方がいます。
さらに歌の途中で音楽を止め歌うのをやめさせたりすることにも不満を感じているようで、やはりその不透明な鐘の音の基準が気になりますよね。
のど自慢の鐘の合格基準
川に1人で飛び込みに行くという女子高生。😂#のど自慢 pic.twitter.com/VhfFFAtOf5
— SEROW (@XT225_SEROW) March 5, 2023
のど自慢の鐘の音がおかしいと感じる理由として、やはりのど自慢という番組の合格基準が視聴者には分かりづらいことがあげられます。
こののど自慢の合否なのですが、なんとリハーサル時に同時に審査しているようで、番組放送中に審査しているわけではありません。
収録当日にかなり歌がうまくなったとしても、それより前に審査が終わっているため、その結果が覆ることがないようです。
さらに、審査員の方も人間なので、それぞれの主観や多少の情が入ってしまうため、完璧な審査ができるわけではないようです。
そして審査員の方は都道府県で変わることも、明確な基準がない理由であり、審査するために歌を聞く場所や、当日のコンディションにも違ってくるのでしょう。
のど自慢がリハーサルで合否が決まるのですが、大体の目安として用いられているようで、不合格だった人が合格になったり、その逆パターンもあるようです。
のど自慢の鐘の人の歴代
のど自慢で鐘を叩くようになった理由が面白い。
もともとは「合格です」と「結構です」で合否を知らせていたんだけど、「結構です」を合格と勘違いして喜ぶ人が続出したため、分かりやすく鐘を叩くことにしたんだとか。
OKかNGか分かりづらい日本語の機微が、この様式美を生んだのだと思うと奥深い…… pic.twitter.com/M1s9GNiuzQ— 週プレミズノ (@wpb_mizuno) May 23, 2020
『NHKのど自慢』がテレビで放送が開始されたのが1953年からで、これまでに司会のアナウンサーが7名いらっしゃいます。
現在は小田切千アナウンサーが担当しており、2013年から『NHKのど自慢』の司会として活躍されています。
そして『のど自慢』といえば、あの特徴的な鐘が人気であり、現在は音楽家の秋山気清さんが鐘の人として活躍しています。
秋山気清さんは2002年4月7日放送分から鐘の人として出演しており、秋山気清さんの前にも鐘の人がいました。
先代であり初代の鐘の人は、吉澤庸光(よしざわつねみつ)さんです。
吉澤庸光さんは、元NHKプロデューサーで、在局中には芸能関連や音楽番組を中心に制作に携わるなど、敏腕プロデューサーだったようです。
1979年ごろから「NHKのど自慢」のチーフプロデューサーを担当すると、なんと審査員を務めていたこともあります。
定年によりNHKを退局しますが、その後も『NHKのど自慢』に出演し、1993年4月4日~2002年3月31日まで鐘の人として活躍していました。
2002年1月頃に病気により逝去していましたが、その情報は5年間ほど公表されず、現在の秋山気清さんは吉澤庸光さんから緊急的に受け継いだ形となっています。
のど自慢の鐘のまとめ
🔔 #のど自慢 × #行列のできる相談所 SPコラボ🎤
予選会がスタート🎉トップバッターは #NHK青森 石名ディレクター🎵バンザイ ~好きでよかった~🎵を熱唱!出場者の皆さんのお手本として最初に歌うのが担当Dのお仕事です🙌#ゼロ番歌唱と呼んでいます#のど自慢ミニ知識#テレビ70コラボウイーク pic.twitter.com/OE3fXb2zSw
— NHKのど自慢 公式 (@nodojiman_nhk) March 11, 2023
今回は、のど自慢の鐘がおかしい?合格基準と鐘の人の歴代もについて解説しました。
NHKで放送されているのど自慢ですが、その審査方法や審査基準はあくまで人が行っておりばらつきがあることから、鐘がおかしいと言われてしまっているようです。
一部の方からはそのばらつきが「良くない」と感じられているようですが、長年愛されている番組であることから、その方式などは変わらないようですね。
そういったばらつきも含めて、3月12日放送の『NHKのど自慢』の放送を楽しみにしたいと思います!