扇風機おばさんはなぜ?なくなった原因や整形した理由も

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2023年2月21日よる9時から日本テレビ系列で放送される『ザ!世界仰天ニュース』で、扇風機おばさんが特集されています。

これまで何度か仰天ニュースでも取り上げられていた扇風機おばさんは、今回は顔面崩壊スペシャルと題した整形問題で取り上げられるようです。

日本国内でも大きな話題を集めた扇風機おばさんですが、2018年になくなったことが報じられ、多くの人に衝撃を与えました。

そんな扇風機おばさんですが、なぜそのように呼ばれることになったのか、さらにはそのなくなった理由なども気になりますよね。

今回は、扇風機おばさんはなぜ?なくなった原因や整形した理由もについて解説します。

扇風機おばさんとは?


扇風機おばさんとは、2008年に初めて『ザ!世界仰天ニュース』で特集された韓国の方で、名前はハン・ヘギョンさんといいます。

ヘギョンさんは、大きな顔に細い体というなんともアンバランスな体つきから、その様子が扇風機に似ているということから、扇風機おばさんと呼ばれるようになりました。

扇風機おばさんことヘギョンさんは、30年以上前に日本にやってくると、ナイトクラブで歌手を目指し働いていたそうです。

当時の写真が放送されていましたが、とても美人な方で、なぜこのような風貌になってしまったのでしょうか。

扇風機おばさんはなぜ扇風機なのか?

扇風機おばさんことハン・ヘギョンさんですが、東京の上野のナイトクラブで働きながら歌手を目指していました。

なかなか芽がでないことに悩んだヘギョンさんは、整形することを思い立ちますが、当時は整形は今よりもかなり高額でした。

そのことからヘギョンさんは闇医者ばかりを頼り、次々と顔にシリコンなどを注入する手術を重ねていきました。

正規の医者ではなかったこと、さらに闇医者という悪質な環境も影響したのか、ヘギョンさんの顔はみるみるうちに腫れ上がっていきます。

その腫れ上がった様子や、体の線がとても細いことから、扇風機のようだと言われるようになっていきました。

扇風機おばさんの整形した理由


昔はとても美人だった扇風機おばさんことハン・ヘギョンさんですが、なぜ整形をすることになったのでしょうか。

それはナイトクラブで働きながら歌手を目指していましたが、歌手としてなかなか大きな舞台にたつことができずにいました。

その理由を考えたヘギョンさんは、自分の顔にあるエラが張っていることが原因なのでは?と考えたそうです。

どうにかしてエラを無くそうとしたヘギョンさんは、顔にシリコンを注入することによって、エラを目立たなくするという方法を思いつきます。

一度整形をしたヘギョンさんは、さらに美への欲求が高まっていき、どんどんと顔にシリコンを注入していくことになります。

しかしお金が少なくなってくると、病院に行ってシリコンと注射器だけを買って、なんと自分自身でシリコン注入をし始めてしまいます。

整形への欲求はヘギョンさんの心を蝕んでいき、いつからか「もっときれいになりたいか?」と幻聴まで聞こえるようになってしまいます。

整形による美への欲求は、お金がなくても襲ってきて、ヘギョンさんは自宅にあった調理用油を自身の顔に注入してしまいました。

その結果、ヘギョンさんの顔はどんどんと膨らんでいき、その異形な姿から扇風機おばさんと呼ばれるようになりました。

扇風機おばさんのなくなった原因


無謀な整形や自身でのシリコン注入、さらには調理用油の注入など、抑えることができない欲求のため、顔がどんどん膨らんだ扇風機おばさん。

『ザ!仰天ニュース』で取り上げられた扇風機おばさんを見た日本の美容整形の名医、高須クリニックの社長がなんとかしようと手を上げます。

その甲斐あって、顔の異物は取り除かれ、ヘギョンさんも日常生活を取り戻していきましたが、やはり壊れた心はなかなか治らなかったようです。

韓国に戻ったヘギョンさんは、またしても無謀な整形を繰り返すこととなり、2018年12月15日に、57歳の若さでなくなりました。

扇風機おばさんことヘギョンさんがなくなったという報道は日本でもされ、高須クリニック院長や多くの方からも悲しみの声が上がっていました。

なくなった理由は肺炎と報道されていますが、この肺炎を起こした原因というのが、異物注入により内蔵に影響が出て、気道を圧迫してしまうことがあるようです。

扇風機おばさんもまた同様に起動が圧迫されたことにより肺炎を起こし、肺炎により還らぬ人となってしまいました。

扇風機おばさんのまとめ


今回は、扇風機おばさんはなぜ?なくなった原因や整形した理由もについて解説しました。

美を追求するあまり、無謀な整形や闇医者での整形を繰り返した扇風機おばさんは、心も蝕まれるなど壮絶な人生を送ってきました。

現在の日本でも、プチ整形を含める整形経験者は30%ほどとなっており、整形が身近になりつつあります。

美しいことを求めること自体悪いことではありませんが、やはり行き過ぎた行為や医療行為であることをしっかりと認識することが何よりも大切なことではないかと考えさせられますね。

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