2019年7月19日に、『IT それが見えたら終わり。』の制作者がプロデュースの『チャイルド・プレイ』シリーズの最新作が公開されました。
そしてなんと、今回チャッキーの声を務めたのは、スターウォーズで有名ルーク・スカイウォーカー演じるマーク・ハミル。
こちらのオファーもダメ元だったらしいが、一発okだったという。
チャイルド・プレイといいつつも、広告ポスターなどで見たかもしれませんが、チャッキーのルックスだったり、性能だったりが、かなり変わっていました。
続編かなとも思ったのですが、登場人物の母カレンと、息子のアンディと昔と同じ名前なので、
続編ではなく、これはこれで新たな作品で今の時代verの『チャイルド・プレイ』と捉えた方がよろしいでしょう。
この記事では、2019年のチャイルドプレイのラスト結末とネタバレあらすじ、感想について、お伝えいたします。
ネタバレあらすじ
母カレン(恋人あり)と息子のアンディの母子家庭。
家庭は裕福でもなく、アンディも友達がいませんでした。
そんな中、家電製品店?の返品対応をしている母カレンの元に、世間で子供達に人気の人工知能搭載型おもちゃ(Siri、ウーバーイーツ的な機能もあり)、バディー人形が返品されました。
カレンは、その不具合のあるバディー人形を息子の誕生日プレゼントとして渡すが、ここからが悪夢の始まりとなります。
新しい友達
おもちゃを受け取ったアンディは、子どもじみていると言いながらも遊んでみることに。
名前を付ける際、流石不具合。アンディの指示を無視し、名前はチャッキーと自ら命名し強行突破。
といいつつ、2人は遊んでいくうちに少しずつ打ち解けていきます。
そしてチャッキーを通して、同世代の友達も増え、充実した生活を送れたかとも思えましたが、
それとともにチャッキーの不可解な行動も見え始める。
使命感
80年代のホラー映画を見て笑うアンディと友達一同。
チャッキーは、喜ばせようとホラー映画のように実際にナイフでアンディの友達に襲いかかる。
この喜ばせる使命を間違った認識のまま過ごしていくことに。
ある日、母カレンの恋人シェインはアンディに嫌われていることを気に食わなくなり、大人気ない暴言を吐き、それを機にアンディは更にシェインに対し憎悪を抱くが、チャッキーはそれを知りアンディーを喜ばすため、シェインの車に乗り込み、家族の待つシェインは自宅に着き、クリスマスツリーの飾りつけ?片ずけを頼まれる。
隙を狙ったチャッキーは芝刈り機で抹殺。
シャインの頭はアンディの部屋に飾られ、アンディはチャッキーがやったと確信を持ち、友達と相談し、電源を切り、捨てることを決断。
君の友達は僕だけ
捨てられたチャッキーは大家に拾ってもらい、高値で売れると企んだ大家はまたチャッキーを修復し、命を宿してしまい、挙句の果てに殺されてしまう。
アンディに執着しているチャッキーはまた、アンディの友達のバディになって潜伏していた。
アンディは、この人形は危ないと周りに注意喚起を呼びかけるも誰も信じてくれない。
だが、スマホでチャッキー視点の殺害動画を見た友達は信じ始め、まもなく新しく発売されるバディ人形が売られる電化製品店に向かう。
発売同時に店内全てのバディ人形が悪魔と化し、殺人を犯す。
皆んなが外に避難しにいく中、アンディはチャッキーに囚われ店内に取り残された母を助けに行く。
子供ながらチャッキーに立ち向かい母を救うことができ、アンディは友達と一緒にチャッキーをボコボコに倒し、一件落着となった。
ラスト結末
ラスト結末について、振り返ってみましょう。
カレンの上司でもあるウェスが登壇し、ウェスはバディ人形のコスプレをして人前に現れるも、首元をチャッキーに刺されて気絶し、パニックとなります。
チャッキーはドローンを操縦し、人々に襲い掛かり、チャッキー以外のバディ人形たちも命が吹き込まれていきます。
刑事のマイクはアンディを容疑者として拘束しようします。
しかし、現場からチャッキーが犯人であることを察し、逮捕は免れます。マイクは飛んできたドローンによって負傷し、アンディはチャッキーの暴走を止めようとします。
アンディはチャッキーの隙をついて、カレンの救出を試みます。
結局、アンディはチャッキー自身にナイフを突き刺すように仕向けて、カレンを助けます。
アンディたちは落ちているチャッキーにとどめを刺すのでした。
感想
簡単に言いますと、今回のチャッキーはメンヘラでした。
元祖チャイルド・プレイを見てきた者として感想を言わしてもらうと、正直がっかりしました。
チャッキーがあまりにもアンディ好き好きみたいな感じで、本来知ってる設定のチャッキーの中にいるチャールズ・リー・レイが魂として存在していないことに、寂しさを覚えました。
そして、見た目のルックスや、この映画のアンディの見た目年齢的にバディ人形はどうなのか。その他細かいところも大幅に改造されていて、個人的意見としては、オリジナルを尊重した作品にしてほしかった。
けれど、ホラー映画の単体の作品としてみるには、全然ありだと思います。
ネタ要素も多くポップに坦々とした話なので、軽くみやすい作品にちょうどいいです。
ただ、グロ要素が多く、結構はっきり見せちゃうので、苦手な方は気をつけたほうがいいです。
だからこその年齢制限なんでしょうねー。子供には見せれません。