ラーズヌートバーはなぜ日本代表?国籍や年俸・成績を調査

人物

2023年3月8日から開催が予定されている『WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)』の代表が1月11日に発表されました。

その中に現役メジャーリーガーのラーズヌートバー選手の名前が入り、日系選手が初めてWBCに選出されたことが大きな話題を集めています。

現役メジャーリーガーのラーズヌートバー選手ですが、日本での知名度はあまり高くなく、なぜ日本代表になったのか?と気になる方もいるのではないでしょうか。

さらにメジャーリーガーとしての年俸や成績、さらに国籍など、気になる点も多くありますよね。

今回は、ラーズヌートバーはなぜ日本代表?国籍や年俸・成績を調査について解説します。

ラーズヌートバーのプロフィールや経歴


日系メジャーリーガーのラーズヌートバー選手が、2023年3月8日から開催される『WBC』の日本代表として確定したことが発表されました。

現役メジャーリーガーということで、どのような選手なのかとても注目が集まっています。

そんなラーズヌートバー選手のプロフィールはこちらです。

【名前】:Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar(ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー)
【生年月日】:1997年9月8日
【身長】:190.5cm
【体重】:95.3kg
【所属チーム】:セントルイス・カージナルス

MLBのセントルイス・カージナルスに所属するラーズヌートバー選手は、右投げ左打ちの外野手で、2018年のMLBドラフト8巡目(全体243位)に指名されプロ入りを果たしています。

そんなラーズヌートバー選手ですが、契約後には傘下のA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビューすると、56試合に出場するなどその実力を示しています。

さらに2019年には、カージナルス傘下のマイナー球団の3球団で活躍し、合計で101試合に出場して、本塁打7本という記録を残しました。

マイナーリーグでの活躍が評価され、2021年6月22日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りしています。

メジャーデビューとなったデトロイト・タイガース戦では「9番・レフト」で先発出場して3打数無安打だったがものの、犠牲フライでメジャー初打点を記録しています。

2021年には58試合に出場すると、2022年には主にライトで起用されると、108試合に出場するなど、しっかりと結果を残しています。

そして2023年1月11日に、WBC日本代表の栗山英樹監督から、正式にメンバー入りしたこたが発表されました。

ラーズヌートバーはなぜ日本代表?


メジャーリーグでも着実に結果を残しているラーズヌートバー選手ですが、なぜ日本代表に選出されたのでしょうか。

過去の大会の規定によれば“親のどちらかが当該国の国籍を持っていれば出場資格を満たす”ということが規定さらていて、ラーズヌートバー選手の母親が日本人ということから、今回の代表選出になったようです。

さらにラーズヌートバー選手を選出した理由として、栗山英樹監督は「これからの野球界発展のためにもグローバル化が必要だ」と語っていました。

海外で生まれた日本人が、日本代表になりたくてもなれない現状があることや、さらに日本で生まれた外国の人の気持ちをもっと尊重したいという思いを込めて、今回の選出に至ったそうです。

ラーズヌートバーの国籍


WBC日本代表に選ばれたラーズヌートバー選手ですが、アメリカ産まれで国籍もアメリカとなっています。

父親がアメリカ人、母親が日本人という日系二世のラーズヌートバー選手ですが、名前に“Tatsuji”と入っています。

ラーズヌートバー選手は日本名も持っており、榎田達治(えのきだたつじ)という名前だそうです。

オランダ系アメリカ人の父親と日本人の母親を両親に持っているラーズヌートバー選手は、日本食もとても大好きなようです。

納豆ご飯や梅干し、さらには母親特性の餃子が特に好きなようで、日本代表として戦えることにとても誇りを持っていると語っていました。

ラーズヌートバーの年俸・成績


そんなラーズヌートバー選手の過去の成績はこちらです。

・A-級 ステート・カレッジ・スパイクス 
打率. 227、2本塁打、26打点、2盗塁
・A級ピオリア・チーフス
・A+級パームビーチ・カージナルス
・AA級スプリングフィールド・カージナルス
打率.264、7本塁打、38打点、4盗塁(3球団合算)
・セントルイス・カージナルス
打率.239、5本塁打、15打点、2盗塁(2021年)
打率.228、14本塁打、40打点(2022年)

そしてラーズヌートバー選手の年俸の推移はこちらになります。

・2018年:15万ドル(約2,000万円)
・2021年:26万ドル(約3,500万円)
・2022年:53万ドル(約7,200万円)
・2023年:95万ドル(約1億2,000万円)

マイナーリーグから成績も年俸も順調に上がっているようで、さらにこれからの活躍がとても期待されていますね!

まとめ


今回は、ラーズヌートバーはなぜ日本代表?国籍や年俸・成績を調査について解説しました。

ラーズヌートバー選手のように海外で生まれながらもルーツのある国のために国際大会に出たいという方も多いのではないでしょうか。

そんな多様性をこれからは広く持つことの大切さを栗山英樹監督が感じていたようで、ラーズヌートバー選手のような選手がたくさん出れるような環境作りが大切ですよね。

このような選手が多く活躍してくれるようになることを祈りながら、WBCがどのように盛り上がっていくのか楽しみですね!

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