ハウルの動く城のその後は?結末と原作を元に考察

映画

2023年1月6日よる9時から放送される金曜ロードショーで、スタジオジブリの大人気作品『ハウルの動く城』が放送されます。

『魔女の宅急便』以来、15年ぶりとなる他者原作の長編映画作品であることや、木村拓哉さんや倍賞千恵子さんなど実力派俳優さんたちが声優を務めたことでも話題となりました。

そんなハウルの動く城には原作があり、映画版としてかなりアレンジされているため、深く説明されることがなかった描写などが存在します。

説明不足もありますが、ハウルの動く城の結末やその後はどうなったのか、とても気になりますよね。

今回は、ハウルの動く城のその後は?結末と原作を元に考察について考察します。

ハウルの動く城の結末


帽子店で働いていたソフィーですが、その生活に疑問を感じながらも、父の残した帽子店を営んでいました。

そんなある日、ナンパされてしまったソフィーを助けに来たのがハウルであり、ソフィーはそんなハウルにほのかな恋心をいだきます。

しかしそのことを知った荒地の魔女の呪いによって、90歳のおばあさんの姿に変えられてしまったソフィーは、その呪いを解くべく、ハウルと一緒に不思議な動く城で生活を始めることになりました。

ソフィーは自身の呪いを解くべく、動く城の中で火の悪魔のカルシファーや弟子のマルクルなど個性豊かなメンバーと楽しく生活をしていました。

そんなソフィーですが、城が動く理由がカルシファーとハウルの契約によってだということを知り、その契約を破るようにと、カルシファーから告げられます。

カルシファーはハウルの心臓を手にすることで生きながらえ、ハウルはその代償として強力な魔力を手にしていたのでした。

動き出したソフィーですが、荒地の魔女やサリマンなどが前に立ちはだかり、さらにはハウルが戦争へ駆り出されるなどの壁が立ちはだかります。

そんな荒地の魔女は、カルシファーがハウルの心臓だということを知り、カルシファーを掴もうとしますが、カルシファーの火が荒地の魔女に燃え移ります。

心優しソフィーは、荒地の魔女を助けるために急いで水をかけ荒地の魔女を助けますが、同時にカルシファーが消えてしまうこと、それがハウルの死に繋がることに気が付き泣き出してしまいました。

するとハウルから貰ったソフィーの指輪が光だし、どこか懐かしさを感じる花畑へと移動したソフィーは、過去にハウルと会っていたことを思い出します。

さらにそこでハウルと「未来で会おう」と約束したことを思い出し、元の世界に戻ってきたソフィーは、カルシファーに千年の命とハウルが心を取り戻すようにと願いました。

するのカルシファーも元気に、ハウルも無事心を取り戻し、さらにカカシのカブもまたソフィーのキスにより元の人間の姿に戻りました。

カブは隣国の王子であり、戦争の火種となったのが自分の失踪だったことに気が付き、戦争を止めに自国に戻り、サリマンも戦争をやめる決意を固めます。

こうして世界に平和が戻り、ハウルとソフィーたちをのせた動く城は、新しい旅へと向かうのでした。

ハウルの動く城のその後は?


無事にハッピーエンドとなったハウルの動く城ですが、原作があることから説明不足な点も多く、内容やその後についてかなりの考察がされています。

ハウルの動く城がその後どうなったのか、原作を元に考察していきます。

映画も原作もエンディングでは皆が幸せになるというシーンは似ていて、さらにハウルが「一緒に暮らそう」と語るシーンもあります。

その言葉に頷いたソフィーは、ハウルの動く城でまた生活を始めますが、このハウルの言葉によって2人は結婚したと考えられます。

その証拠に、原作の続編(姉妹本)である「ハウルの動く城2アブダラと空飛ぶ絨毯」では、なんとハウルとソフィーの子どもたちが登場しています。

もちろん姉妹本であるために、ハウルたちが主人公ではないのですが、原作では王室専属の魔法使いとなったハウルたちの活躍を見ることができます。

ハウルとソフィーの子供は息子であり、名前はモーガンとなっていて、モーガンもまた活躍する姿を見せています。

ちなみにカルシファーもまた登場していて、空飛ぶ絨毯姿ではありますが、変わらないキャラクターで多くのファンを喜ばせてくれました。

さらにその続編となる姉妹本の「ハウルの動く城3チャーメインと魔法の家」でも、ハウルとソフィー、さらにモーガンの姿が描かれています。

チャーメインと魔法の家では、ハウルやソフィーよりもカルシファーの活躍がとても目立っていて、ファンタジー要素の強い作品となっています。

どの作品もとても面白く、さらに続編ではメインではないものの、ちゃんとハウルやソフィーが登場し活躍しているところがとても嬉しく感じる作品になっています。

まとめ


今回は、ハウルの動く城のその後は?結末と原作を元に考察について解説しました。

カルシファーやハウルの無事などのハッピーエンドから、原作ではソフィーとの結婚や出産など、その後のことが描かれていました。

映画作品としてもとても面白い『ハウルの動く城』ですが、原作はさらに詳しい説明などがされていて、映画作品以上に楽しめる小説となっています。

金曜ロードショー『ハウルの動く城』をより楽しむためにも、原作を読んでみるのもいいかもしれませんね。

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