ヴァイオレットエヴァーガーデン(映画)の結末ネタバレと感想

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徹底的に描かれた精緻な世界観と泣かずにはいられないストーリー展開の映画「劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン」の結末ネタバレや感想について、お伝えいたします。
 

ヴァイオレットエヴァーガーデン(映画)のネタバレあらすじ


デイジー・マグノリアは、祖母であるアンの葬式に参列しており、そこで大切に保管されたアンからの手紙があることに気がつく。

その手紙たちは、曾祖母のクラークから送られていたもので、クラークが娘のアンのために自動筆記人形(ドール)に毎年誕生日に手紙が届くようにと依頼されていたものだった。

曾祖母のクラークは早くに亡くなったために、娘のアンのためにと50年間毎年欠かさずに送るように依頼していたのだった。

デイジーは手紙の入った箱をじっと見つめながら、祖母とそして曾祖母のことを考えているのだった。

葬儀が終わると、仕事だという両親はすぐに帰ると語っていて、デイジーは1人アン
の家に残ることにする。

デイジーはアンが大切に保管していた手紙の存在を思い出して、その手紙を読むことにするのだった。

手紙の内容にどんどん惹き込まれていったデイジーは、手紙を代筆したという自動筆記人形(ドール)のことが気になり始める。

そのドールのがヴァイオレット・エヴァーガーデンという名前だと知ったデイジーは、ヴァイオレットが務めていたという『C・H郵便社』へと向かうことにする。

『C・H郵便社』にやってきたデイジーは、ヴァイオレットが18歳のときに辞めていたことを知ると、ヴァイオレットを探す旅にと出掛けていくのだった。

一昔前、ヴァイオレットは孤児であったところを海軍大佐のディートフリート・ブーゲンビリアに拾われ、弟で陸軍少佐のギルベルトに預けられた。

ギルベルトによってヴァイオレットと名付けられ、その後は兵士としてギルベルトと多くの戦場を渡り歩く。

しかしとある戦いの中で、ヴァイオレットは両腕を失ってしまい、さらにギルベルトと生き別れになってしまう。

1年後、機械の義手をつけたヴァイオレットは、ギルベルトの古くからの友人であるホッジンズが運営する『C・H郵便社』でドールとして働くことになる。

ヴァイオレットは、ギルベルトの最期の言葉である「心から愛してる」という言葉が強く心に刻まれていた。

人の感情というものに興味のなかったヴァイオレットだったが、代筆業という仕事を通じてその意味を探すことを決意するのだった。

ドールとしての人気を博していったヴァイオレットは、依頼すると3ヶ月も待ちになるほどであった。

ヴァイオレットは、ギルベルトの代わって、ギルベルトの母の月命日には墓参りをしていた。

それを知ったディートフリードがやってきて、ギルベルトを忘れるようにとアドバイスを送る。

頑なに首を横に振るヴァイオレットを見たディートフリードは、ヴァイオレットがギルベルトに特別な感情があることに気がつくのだった。

その頃ある島で教師をしている、体に多くの傷があるジルーベルという男が、島の男の子から代筆を依頼される。

その依頼に困惑するジルーベルだったが、少年の真っ直ぐな思いに心を動かされ引き受けることにするのだった。

一方ヴァイオレットは、予約待ちでいっぱいにも関わらず、どこか気になったユリスから依頼を引き受けることにする。

ユリスは重い病気を患っていて、そのストレスから家族や親友のリュカに優しくなれないのだと話す。

自分にもしものことがあれば、謝罪の気持ちや伝えられなかった本当の気持ちを手紙に書いてほしいと依頼される。

ユリスの真剣な表情に心を打たれたヴァイオレットは、その依頼を引き受けて指切りをする。

ユリスの元から戻ってきたヴァイオレットは、ディートフリードに誘われてギルベルトの思い出のおもちゃや話を嬉しそうに聞くのだった。

そんなある日、ホッジンズや配達員のベネディクト・ブルーが差出人不明の手紙を発見する。

ホッジンズたちは、その手紙を見て、ギルベルトの文字ととても似ていることに気が付き驚く。

ホッジンズたちは、戸惑いながら藻そのことをヴァイオレットに伝えることにすると
ヴァイオレットは涙を浮かべて喜ぶ。

ギルベルトが生きているかもしれないという淡い期待を胸に、ヴァイオレットはホッジンズと共に手紙が送られた島へとやってくる。

ホッジンズは島の人たちへの聞き込みを進めていくと、ジルベールという人物が代筆をしていたことを知る。

その特徴から、ジルベールこそギルベルトで間違いないと確信したホッジンズは、すぐにジルベールの所へ向かっていく。

ホッジンズはジルベールがギルベルトであることに気がつくと、ヴァイオレットのことを伝えて、会ってくれるようにと語る。

しかしギルベルトは何故かそれを頑なに拒むと、自分は過去をすべて捨て去ったのだと語るのだった。

ホッジンズから事情を聞かされたヴァイオレットは、いてもたってもいられず直接会うためにギルベルトの家に向かう。

ヴァイオレットを前にしても、ギルベルトはその態度を変えることなく、さらには冷たい態度でヴァイオレットを突き放すのだった。

ショックを受けたヴァイオレットは、そのまま立ち去っていき、島にある灯台の郵便局に泊まることにする。

その頃ヴァイオレットを追い返したギルベルトは、ヴァイオレットを戦争兵器として育ててしまったことを後悔していた。

そのため、ヴァイオレットと今後会わないことが、幸せになるのだと自分に言い聞かせながら、再度その決意を固めるのだった。

ヴァイオレットエヴァーガーデン(映画)のネタバレ結末


島の灯台郵便局にいたヴァイオレットたちのもとに『C・H郵便社』からユリスの危篤が知らされる。

ヴァイオレットはすぐに同僚たちにお願いしてユリスのいる病院に向かってもらうことにする。

それでも手紙は出来ておらず、ヴァイオレットはどうするべきなのか悩んでしまう。

すると同僚のアイリスは、ユリスから直接伝えさせるためにと、リュカに電話を掛けるのだった。

ユリスはリュカへの感謝の言葉やこれまで伝えられなかった思いを伝えると、リュカはその言葉に涙する。

リュカはユリスに変わらない友情があることを伝えると、その言葉に安心したユリスは静かに息を引き取るのだった。

翌朝、ヴァイオレットはギルベルトに手紙を残して島を出ることにすると、その手紙に気がついたギルベルトがヴァイオレットの本当の気持ちを知ることになる。

ヴァイオレットにも感情が芽生えたことや、自分と同じ気持ちであることを知り、島を出る船を追いかける。

ギルベルトの声に気がついたヴァイオレットは、迷うことなく船から海に飛び込むと、2人はお互いの思いを確かめ合うのだった。

それから島で暮らし始めたヴァイオレットは、依頼をすべて終わらせたあとにギルベルトと一緒に過ごすのだった。

それから時は流れて、ヴァイオレットの功績は後世にまで語られるほどの存在になっていたのだった。

ヴァイオレットの半生をしったデイジーは、自分の両親に対して、素直な気持ちを綴った愛のある手紙を投函するのだった。

ヴァイオレットエヴァーガーデン(映画)の感想


ヴァイオレットエヴァーガーデンはTVシリーズなどもかなり感動する作品ですが、映画もまたとても感動しました。

かなり王道のテーマでありますが、映像の綺麗さや音楽の素晴らしさなど、どこをとっても素晴らしい作品です!

TVシリーズも映画に負けないくらいの素晴らしさがあるので、まだ見ていない方はチェックしてほしいですね。

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