2022年12月22日に行われた『フィギュアスケート全日本選手権』のショートプログラムで、2位につけた三原舞依さん。
強力なライバルでもある紀平梨花さんや本田真凜さんなどが出場している中で、2位スタートした三原舞依さんはかなりの好発進をみせています。
そんな三原舞依さんですが、難病指定されている程の持病を持っているそうで、順風満帆な競技生活ではなかったようです。
その持病とはなんなのか、そしてそんな三原舞依さんを支えていた実家など、どのような経緯でここまで上り詰めたのか気になりますよね。
さらに三原舞依さんの大学など、どのような経歴があるのかも合わせて見ていきたいと思います。
今回は、三原舞依の持病は難病?実家や大学を調査について解説します。
三原舞依のプロフィールと経歴
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— 矢口亨(スポーツ報知写真部) (@yaguchi_toru) December 22, 2022
フィギュアスケート全日本選手権のショートプログラムで2位につけた三原舞依さんですが、簡単なプロフィールはこちらです。
【名前】:三原舞依(みはらまい)
【生年月日】:1999年8月22日
【出身地】:兵庫県神戸市
【身長】:154cm
【血液型】:A型
【出身高校】:兵庫県立芦屋高等学校
【趣味】:写真(遠征先の景色や空を撮影することが多い)
【主な成績】
2021-2022
四大陸選手権 優勝
全日本選手権 4位
アジアフィギュア杯 優勝
2020-2021
全日本選手権 5位
GP NHK杯 4位
【マネジメント】IMG TOKYO
成績からもわかるように、間違いなく日本のトップ選手であることがわかりますよね。
そんな三原舞依さんですが、憧れの選手は浅田真央さんだそうで、小学2年の時にテレビで見た浅魂さんの姿にに憧れてスケート始めたようです。
スケーターとしてのキャリアは、他の選手と比べると少し短いですが、小さい頃からその類まれな才能を開花させています。
数々の大会で優秀な成績を残すと、2017年には四大陸選手権で優勝を果たすなど、その実力が世界で評価されるようになりした。
2017年の四大陸選手権での優勝時、使用していたプログラムがシンデレラの楽曲だったことから、三原舞依さんは『氷上のシンデレラ』と呼ばれています。
スケーターとして順調なキャリアを歩んでいる三原舞依さんですが、卒業した兵庫県立芦屋高等学校は、部活動だけでなく学力も高いことで有名です。
政財界や有名スポーツ選手など、様々なジャンルで著名な方を輩出している名門校でもあります。
そんな超名門校で学んでいた三原舞依さんは、その抜群のセンスと日々の努力により、全日本選手権のショートプログラムでもその実力を発揮していましたね。
三原舞依の持病は難病?
女子シングル #三原舞依 選手
「たくさんの方がバナーを振って下さっているのを見て幸せな気持ちになりました。フリーでは今日とはガラッと変わった雰囲気を見てもらえるように頑張ります。」#全日本フィギュア #フィギュアスケート #FigureSkating pic.twitter.com/rMZKK6QKdn— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) December 22, 2022
一見順風満帆に見える三原舞依さんですが、検索キーワードの中に“難病”という、あまり明るくない言葉があることに気がつきます。
三原舞依さんには持病があり、それが難病指定もされている「若年性特発性関節炎(若年性リウマチ)」 という難病です。
「若年性特発性関節炎 (若年性リウマチ) 」 とはどんな病気なのでしょうか。
若年性(じゃくねんせい)=16歳未満、特発性(とくはつせい)=原因不明の意味で、16歳未満の子どもさんに発症した6週間以上続く(=慢性)関節の 炎症 を若年性特発性関節炎、英語表記でJIA(juvenile idiopathic arthritis)と呼びます。JIAは、国際リウマチ学会(ILAR)の分類基準により7つの病型に分けられています。
と定義されていて、16歳未満の子供、1万人に1人の割合み見られる病気で、2015年12月に三原舞依さんはその病気が発症してしまいます。
三原舞依さんは「小関節型」といわれる、膝への激痛が主な症状として出るタイプのようで、フィギュアスケーターとしてはとても大きな病気でした。
それでも不屈の精神と「スケートが大好き」という気持ちで治療に臨み、2017年には四大陸選手権で優勝を果たし「逆境を乗り越えたシンデレラ」と、多くのメディアに取り扱われていました。
三原舞依さんの病気は、成人になっても残るか方も多くいるそうで、同じ病気に苦しむ人に大きな勇気を与えたのではないでしょうか。
三原舞依の実家は?
女子のフリースケーティングは12月24日🎄の17:00から競技開始です🌟#坂本花織 #三宅咲綺 #三原舞依 #パワー#全日本フィギュア #フィギュアスケート #FigureSkating pic.twitter.com/VSAuoSu0w9
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病気を乗り越え、四大陸選手権も制した三原舞依さんですが、家族の存在はとても大きかったのではないでしょうか。
そんな三原舞依さんの実家は、美容院を経営しているようで、お父様が美容師である可能性は高いですね。
お母様もまたその美容院の手伝いをされているようですが、両親に関しての情報は公表しておらず、詳しい情報はわかりませんでした。
そんな三原舞依さんですが、お兄さんがいるようで、そのお兄さんもまた美容師であり、現在は美容院の経営もされているようです。
美容師の家庭に生まれた三原舞依さんは、とても綺麗な髪をしていますが、医療用ウィッグのために髪を寄付する「ヘアドネーション」にも度々参加しています。
とてもイケメンなお兄さんで、歳の離れた妹をとてもかわいがっでいるような写真があることから、きょうだい仲はとてもいいようですね!
三原舞依の大学は?
帰国しました! #三原舞依🥇 #シニア女子#グランプリファイナル2022 #GPファイナル #フィギュアスケート pic.twitter.com/GlYpxa3sFl
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) December 13, 2022
素敵な家族に恵まれた三原舞依さんですが、家族の存在と共に重要なのがスケートをする環境ではないでしょうか。
三原舞依さんは、より真剣にスケートと向き合うために大学に進学しており、その大学は甲南大学です。
小さい頃から指導してくれたコーチから大学進学を勧められた三原舞依さんは、地元である甲南大学へと進学をし、経営学部に入学します。
そこで経営学を学びながらスケート部に所属し、実力をつけながら数々の大会で優秀な成績をおさめています。
大学卒業後は、同じく甲南大学の大学院に進み、スケートの力をさらに高めるために日々努力をしているようです。
まとめ
女子シングル #三原舞依 選手
「今年も全日本という舞台に出れて嬉しいです!まだまだ上を目指して頑張ります。」#全日本フィギュア #フィギュアスケート #FigureSkating pic.twitter.com/k5g3jkoyGq— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) December 21, 2022
今回は、三原舞依の持病は難病?実家や大学を調査について解説しました。
優雅で華麗ながらも力強い滑りを見せてくれる三原舞依さんですが、若年性特発性関節炎という難病の持病を持っていて、その逆境に負けず様々な大会で好成績を残しています。
スケートのうまさはもちろん、三原舞依さんの強い精神力が結果を生んでいること要因の一つともいえます。
そんな「氷上のシンデレラ」が、2022年12月24日のフリープログラムで、どんな演技を見せてくれるのか楽しみですね!